おおみや市民吹奏楽団とは
おおみや市民吹奏楽団は、埼玉県さいたま市を拠点に活動している吹奏楽団です！
1993年、音楽監督の秋山紀夫先生を中心とした発起人の方々の呼びかけにより結成されました。高校や大学のOBバンドという母体はなく、当時旧大宮市に在住・在勤の音楽愛好者が集まって活動を開始した、純粋な市民バンドです。
現在、社会人や学生を中心に約60名が集まり、年2回の自主演奏会をはじめとして、市内公共施設や地域の文化行事での訪問演奏など、積極的に活動をしております。
また、海外演奏旅行も数年に1度行い、現地の吹奏楽団との合同演奏会を行っています！
演奏旅行
2000年 京都府舞鶴市へ演奏旅行
2002年 京都舞鶴市民吹奏楽団を招いての交歓演奏会
2002年 初の海外演奏旅行！
韓国原州市において「アパッショナータ・ウインド・オーケストラ」との合同演奏会
2004年 アパッショナータ・ウインド・オーケストラを招いての日韓合同演奏会
2005年 静岡県の吹奏楽団「コンセールリベルテ」を招いての交歓演奏会
2007年 アメリカ演奏旅行
サンディエゴ「コースタル・コミュニティー・コンサートバンド」と
"海を越える握手"と題して交歓演奏会
2008年 台湾演奏旅行
台湾、台北市の吹奏楽団との交流や、嘉義市での国際音楽祭へ出演
2010年 台北の吹奏楽団「台湾管楽団」を招いての交歓演奏会
2012年 ハワイ「ホノルル・コミュニティ・バンド」との交歓演奏会
2014年 「ホノルル・ウィンド・アンサンブル」を招いてのジョイントコンサート（姉妹バンド締結）
2015年 ドイツ「Westfalen Winds」を招いてのジョイントコンサート
2017年 ドイツ演奏旅行
Westfalen Windsとのジョイントコンサート
2019年 シンガポール演奏旅行
シンガポールの由緒あるビクトリアホールにてフィルハーモニック・ウィンズとのジョイントコンサート
指揮者・インストラクター紹介
秋山 紀夫 AKIYAMA Toshio おおみや市民吹奏楽団終身名誉音楽監督
旧大宮市生まれ。武蔵野音楽大学卒業後、東京藝術大学へ内地留学。また、アメリカのイーストマン音楽大学へ留学。この間、大宮市立桜木中学校、県立大宮工業高等学校の吹奏楽部を指導し、全日本吹奏楽コンクール出場へと導いた。埼玉県吹奏楽連盟理事長、関東吹奏楽連盟副理事長、全日本吹奏楽連盟副理事長、日本吹奏楽指導者協会会長を歴任。武蔵野音楽大学講師、ソニー吹奏楽団常任指揮者を長年務めた。1992年12月、アメリカミッドウェスト・インターナショナル・バンド・クリニック委員会より世界の吹奏楽指導者を対象とした第1回世界吹奏楽賞を与えられる。1995年7月、世界吹奏楽協会総会において3人目の名誉会員に選ばれる。また1998年、大宮市文化賞を受賞し長年にわたる功績をたたえられた。2014年1月には下總皖一音楽賞受賞、同年5月、旭日双光章を叙勲。
現在、埼玉県吹奏楽連盟名誉会長、 (公社)日本吹奏楽指導者協会名誉会長、アジア・パシフィック吹奏楽指導者協会終身名誉会長、WASBE(世界吹奏楽協会)名誉会員、アメリカン・バンドマスターズ・アソシエーション名誉会員、(社)全日本吹奏楽連盟名誉会員、浜松市音楽文化名誉顧問を務める傍ら、アマチュアバンドの客演指揮者、バンドクリニックの講師として後進の育成にあたっている。2009年11月、おおみや市民吹奏楽団終身名誉音楽監督就任。さいたま市在住。
武田 晃 TAKEDA Akira おおみや市民吹奏楽団常任指揮者
武蔵野音楽大学器楽学科卒業。陸上自衛隊音楽隊幹部として、第2混成団音楽隊、第1音楽隊、東北方面音楽隊の隊長を歴任したのち、2007年から2017年まで中央音楽隊長を務め、数々の国家的行事を指揮するとともに韓国、フィンランド、米国への海外公演を成功させた。2009年と2012年、米国陸軍軍楽隊(ワシントンD.C.)、陸軍士官学校軍楽隊 (ウエストポイント)に客演指揮者として招かれる。中央音楽隊を指揮したCDは30タイトル以上で、ベスト・オブ・マーチvol.2及びvol.3(フォンテック)は音楽之友社レコード・アカデミー賞を受賞した。
トランペットを故野崎季義、戸部豊、指揮を紙谷一衛の各氏に師事。
2015年、秋山紀夫氏に次いで日本3人目となるアメリカン・バンドマスターズアソシエーション名誉会員に選ばれる。2016年、吹奏楽指導者友愛協会ファイ・ベータ・ミューよりアウトスタンディング・バンドマスター・アワード受賞。2017年、第27回日本管打・吹奏楽アカデミー賞「演奏部門」受賞。日本スーザ協会会長。著作に「武田隊長の一流吹奏楽団の作り方」（ヤマハ・ミュージック・メディア）、「指揮を磨こう！～吹奏楽レベルアップのために～」（同）がある。
武蔵野音楽大学講師。2021年よりおおみや市民吹奏楽団常任指揮者。
金子 和明 KANEKO Kazuaki おおみや市民吹奏楽団団員指揮
テューバを杉山 淳、荻野 晋、指揮法を故 櫻井 將喜、川本 統脩、吉澤 篤、和声法を吉澤 篤の各氏に師事。
1998年～ 県立庄和高校、2005年～ 県立久喜高校、2012年～ 県立不動岡高校、2023年～ 県立松伏高校に勤務。各校で吹奏楽部を指導。現在、松伏高校社会科教諭。
埼玉県吹奏楽連盟常任理事,、吹奏楽連盟東部支部 支部長、埼玉県高等学校文化連盟吹奏楽専門部会 理事、(公社)日本吹奏楽指導者協会埼玉県部会常任理事、埼玉ジュニアウィンドオーケストラ指揮者、おおみや市民吹奏楽団 団員指揮者。
インストラクター
秋山 かえで クラリネット奏者
東京藝術大学音楽学部付属高校、同大学を経て同大学院修士課程修了。故 大橋幸夫、村井裕児の各氏に師事。在学中、埼玉県新人演奏会に出演。また藝大オーケストラとコープランドのコンチェルトを共演。赤坂御所にて御前演奏を行う。矢野顕子氏のアルバム、CMレコーディングに参加。上野耕路氏のアルバム、映画音楽のレコーディングに参加。東京佼成ウィンドオーケストラのシカゴツアー、佐渡裕&シエナウィンドオーケストラのコンサートツアーに参加。全日本特別選抜吹奏楽団 世界名ホールコンサートにソリストとして参加しチャイコフスキーホールやウィーン楽友協会で演奏。また、おおみや市民吹奏楽団のソリストとしてロスアンゼルス、台北、デュッセルドルフ、シンガポールの交流演奏会に参加。また、初台リハビリテーション病院、さやま総合クリニックなどで定期的にコンサートに出演する。フリーの奏者として演奏活動を行う傍ら、吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストの審査員、洗足学園音楽大学、埼玉県立芸術総合高校、松伏高校音楽科の非常勤講師を務める。